慢性的不便なところはありましたが、当初は高齢者の快適性よりもお金を残すべきと考えていらっしゃったお施主様。しかし、お子様たちからの快適な老後への後押しがあり、御年77歳にしてリフォームをご決断されました。
BEFORE
AFTER
ご要望の背景
- 水まわりが使いづらい
- 段差が多い
- 窮屈な和室
- 工夫しながらの暮らし
≪BEFORE≫
ふだんM様が使うのには問題がないものの、法事の際など大勢の人が集まると窮屈な空間でした。
≪AFTER≫
二間続きの和室を一間にすることで閉鎖的な印象から一変、自然光が差し込む明るい部屋になりました。
≪AFTER≫
室内に合わせて玄関も一新。床の高さに合うように靴箱の下に台を入れ、見た目の美しさにも
≪BEFORE≫
出窓を備えたかつてのL型キッチン。棚の奥にはふだんはほとんど使用していない食器類や調理器具を収納していました。
≪AFTER≫
一人暮らしのM様に必要な機能を備えたシンプルな設備をセレクト。L型からI型に変え、すっきりとした空間に。
≪AFTER≫
トイレの位置を移動させ、水まわりのスムーズな動線を確保。
脱衣室を新設し、使い勝手が良くなりました。
≪AFTER≫
床材と壁紙を張り替え部屋全体をリフレッシュさせました。「居心地は抜群です」と仕上がりにM様も納得。
アドバイザーからの一言
より快適に安全に暮らせる住まいづくりを目指しました。
段差の多い室内や、脱衣所のない水まわりなど、お年を考えるとご苦労も多かったのではと思いました。
まず段差はなくし、トイレ・浴室・脱衣室を動線に合わせ設置。またお一人暮らしでいらっしゃるので、キッチンはあくまでも必要な機能だけのシンプルなものを採用しました。
無駄なスペースが多いと、それだけ危険もつきものです。お施主様の動線を一番に考えました。
Rihoリポート
ささいな不便も慣れてしまえば、それも良しとしまいがち。特に御年77歳のお施主様。長年住み慣れた家に手を加えることに相当なご決断が必要だったことでしょう。
でも、『住環境が整うことで、気持ちが安定し、心が明るくなりました』という、お施主様のこの一言がこのリフォームの本当の満足さを物語っています。お子様方もきっとご安心のことでしょう。
みなさんも“仕方がない”で終わらせていませんか。リフォームに年齢制限はありません。今の暮らし、これからの暮らしを見つめ直してみてください。