今回使用した主な住宅設備・建材
・畳:ダイケン 健やかおもて / 青磁色(せいじいろ)
お施主様からのご要望は?
暗い雰囲気の和室空間を明るくしたい。
▮床間は壁掛けTVと可動棚へ

*BEFORE*
既設の和室は、床間や書院などがある純和室でした。※書院とは、床間の横(屋外に近い側)に設けられる出窓のような座敷飾りのことです。

*AFTER*
TVを壁掛けとし、配線は露出しないように壁の裏側で収めました。両サイドの棚は可動棚になっています♪
可動棚の棚柱(レール)は、壁紙と同じホワイト色です。レールが目立たず、壁との一体感が生まれます。
▮『真壁(しんかべ)』を『大壁(おおかべ)』に

*BEFORE*「真壁」
真壁(しんかべ)とは、構造体の柱(木材)が表面に表れている壁のことをいいます。

*AFTER*「大壁」
大壁(おおかべ)とは、柱が見えないように壁を柱の外側で仕上げます。
▮高さ「1.8mの襖」から「2mの建具」へ

*BEFORE*
既設の建具は「高さ1.8m」の襖(ふすま)でした。

*AFTER*
開口部分を広めに解体して、「高さ2m」の引き戸や両開きの収納建具を施工。元々の天井高さが2.6mあったので、建具の高さを広げることで開放感が増しました。
▮広縁(ひろえん)部分には新たに収納スペースを施工
※広縁(ひろえん)とは幅の広い縁側のことです。

*BEFORE*
床間横の書院が広縁側に飛び出している状態で、奥の部分がデッドスペースに…

*AFTER*
収納スペースを施工することで、デッドスペースを有効に活用♪
▮間仕切りがなくなり空間が広く感じられるように

*BEFORE*

*AFTER*
間仕切りの障子がなくなり開口部が広がったことで、外からの光が室内の奥まで届くようになりました。
障子があった敷居の部分もフロアを伸ばし、高さ調整をし、畳とフラットになるように仕上げました。
▮市松模様が美しい半畳サイズの和紙畳

*BEFORE*
既存の畳は1畳サイズのヘリ付き畳でした。

*AFTER*
市松模様が美しい半畳サイズの色鮮やかな和紙畳です。

ダイケン畳 健やかくん
ダイケン健やかおもて 清流は、緻密でシンプルな織り目が魅力。
カラーバリエーションが豊富で15色からお選びいただけます。
https://www.daiken.jp/product/DispDetail.do?volumeName=00001&itemID=t000100002379
アドバイザーからの一言
表しになっていた柱を壁で覆い、クロス仕上げとすることで、空間の雰囲気がガラッと変わります。
モダンな空間に半畳サイズの畳もオススメで、豊富な色からお好みのものをお選びいただけます。