▮解体前
昔からよくある2階建ての長屋です。
普通の一戸建てと違い、解体も人力で行う部分が多くなります。
▮解体工事中
屋根を撤去した状態です。
両側に壁を共有している建物があり、隣家へ配慮しながらの手作業での解体となります。
隣家との戸境壁
繋がっている梁等も丁寧に撤去します。
2階部分が終わった状態です。
上では、職人さんたちが手作業での解体中です。
2階部分がほぼ完了。重機での解体が出来ない為、人力です。これより、1階と基礎の解体へ進みます。
解体中に地下室出現!
世代が替わり、お客様もご存じなかった地下が出てきました。
70年前の地下室ですが、水や湿気もそれほどではなく乾燥しており、昔はここで食材等も保管されていたのでしょうか。
勿論、こちらも全て解体します。
写真で見えるブルーシートやベニヤ板は、解体しながら雨を防ぐための仮の雨養生です。
隣家と切り離した後に、土間コンクリートや基礎を撤去する為に、重機を使用しました。
▮解体後
解体完了です!
2週間弱での解体工事期間でした。
雨が続いていましたが、隣家や車輌のトラブルもなく、ご近所の皆様に協力していただいたお陰です。
雨養生は外壁補修工事の際に、張替を行いました。
お施主様からの一言
空き家の解体をしたくて、お願いしました。
隣の家も空き家で隣接していたので、丁寧に解体してほしくてお願いしました。
借地の為、解体できて、ほっとしています。
解体ゴミの分別が大変になってきているので、信頼できる業者にお願いできて、良かったです。
アドバイザーからの一言
こちらのお宅は、両側の戸境壁を共有している長屋タイプであることと住宅密集地であることにより、解体の際に配慮すべきことも多く、人力による作業が多くなりました。
その為このような建物では、郊外の一戸建て住宅に比べると日数や金額も増えてしまいます。また、借地の為、綺麗な更地にして土地所有者に返す必要もありました。
このように、一言に解体と言っても建物の状況や環境により、工期も日数も様々です。