▮改善案ご提出

一番気にされていた木部の腐食については、浴室を解体した後の土台の状況を確認。必要な部分を新しい土台に取り替えるご提案をしました。

また、シロアリによる腐食を防ぐため、この機会に防蟻処理までしっかりと行う事をご提案しました。システムバスにはＴＯＴＯの「スプリノ」を採用。ご主人様の、『どうせなら贅沢な位 広い浴槽が良い。』との声で、よりゆったりと入浴を楽しめるワイド浴槽を選定しました。

▮ココがポイント！

とてもキレイ好きな奥様で、お掃除もこまめになさっているとの事でした。

実際に現場を拝見させて頂いた際にも、とてもお手入れが行き届いているという印象を持ちました。そんな奥様にオススメしたのが、銀イオン水で床のぬめりやにおいを抑制してくれる「ヌメりま洗Ag＋」という機能です。これで日々のお風呂掃除の手間が軽減され、余った時間を有効に使えるようになります。

ＢＥＦＯＲＥ

在来工法の浴室。日に日に水漏れの不安が増していきました。

施工中

土台や配管など、重要な部分をしっかり調査していきます。

窓にはＹＫＫ ＡＰの「フレミングＪ」を採用。

樹脂アングルが結露の発生を抑えてくれます。

ＡＦＴＥＲ

壁と浴槽はシックな色で揃えました。

これまでのタイル張りで無機質な印象の浴室から、上品で高級感漂う空間に様変わり。心配されていた水漏れも、システムバスに替えた事で解決です。

お施主様からの一言

今回のリフォームは、腐食部分からの水漏れが不安だったのもありますが、本当はずっとシステムバスに憧れていたんです。ちょうど良い機会だと思って主人に相談したんですが、すんなり納得してくれて話が進みました。

お掃除もしやすいですし、なんといっても広い浴槽が心地良くて、最高のリラックスタイムを過ごせています。

アドバイザーからの一言

システムバスとのバランスを考慮し、浴室サッシのサイズを少し小さくしました。その際に窓を複層ガラスに取り替えた事で、冬場の冷気も軽減でき、さらには住宅エコポイントも利用できるようになりました。

また、システムバスと言ってもシロアリの侵入による腐食の可能性はゼロではありません。こういった機会に、防蟻処理をする事をオススメします。

大城　隆一