改善案のご提案!
【より広く】
●南向きの和室2室とDKをつなげて23.5帖の広い広いLDKに。
●LDKの一角に4.5帖の「腰掛けられる畳空間」を設け、くつろぎを演出。
●施工のネックとなった柱を「飾り柱」として活かし、広々空間のアクセントに活用。
【より明るく】
●キッチンは、南からの明るい光を受け、会話を楽しみながら料理ができるオープンキッチンに。
●そのほか、階段下のペットスペースなど、遊び心を生かした生活向上提案多数!
ココがポイント!
ネックを個性に変えた「逆転の発想」です。今回のリフォームの最重要ポイントとなったLDKは、南向きの和室2室とDKをひとつの空間にまとめ、ホームパーティにも対応できる開放的なLDKに。
新婚で来客も多いということで、床から350mmかさ上げした「腰かけられる和室スペース」の提案も喜ばれました。また、構造的にどうしても外せない柱を広い空間のアクセントに活用。「こんな発想があったのか」とお褒めの言葉をいただきました。
ご要望の背景
- 「昭和感」あふれる古めかしい玄関。(施工前図面の1の箇所)
「民芸調のものが好み」と聞き、内部のテイストと合わせて玄関も和風の落ち着いたサッシを軸にまとめました。ポーチの軒天も一新
AFTER~玄関~
玄関ホールのデザインも和のテイストで。 LDKの和室部分と隣接した壁に採光窓を設け、ワンポイントに。(施工後図面の1の箇所)
お施主様が猫を飼っており、ご要望に応えて階段下収納をペットスペースに。開放感と和洋折衷のデザインを意識した格子扉は大工さんの手づくり。(写真左/施工後図面の2、写真右/施工後図面の3の箇所)
ご要望の背景
- 南向きに和室が2室。北側のDKに光が届かず暗い。
LDKの一角に設けた4.5帖の和室スペースは、リビングの床から350mmリビングの和室スペースの高さに。正面壁は桐の化粧板。右手クロークは3連引き戸ユニット。(施工後図面4の箇所)
「腰かけられる和室」です。畳は変色・退色が少なくお手入れ簡単な「和紙の縁なし」のものをチョイス。
ご要望の背景
- 北側に面したDK。
ダイニングは南側から食卓、飾り柱、オープンカウンターの順にレイアウト。カウンター上部はあえてフラットにせず、チェアを置いて手軽に朝食がとれるバーカウンターに。(施工後図面の6の箇所)
部屋に背を向けた暗いキッチンを、「会話しながら料理を楽しめる」対面式の明るいキッチンに。
AFTER~キッチン~
キッチンは「TOTO レガセス」を採用。オールスライドの引き出しで整理整頓が容易。収納力も高く、奥様に好評です。(施工後図面の7の箇所)
キッチンとリビングの間の構造材(柱)をデザイン性の高いラックに活用。柱は右側、左側はフェイク。柱を囲った内部に電話線を通し、電話ジャックを設けた開口部を高さ2メートルまで取って、キッチンからリビング・南向き窓方向の視界を確保。(施工後図面の5の箇所)
ご要望の背景
- 老朽化が進んだタイル貼りのお風呂
- 寒いので何とかして
老朽化したタイル貼りの風呂を「TOTO バスピア」に変更。(施工後図面8の箇所)
バリアフリーでカラリ床仕様。水はけがよく、お手入れも簡単と、喜ばれています。
間取り図
施工前
施工後
お施主様からの一言
「想像以上の仕上がり。ここまでのものになるとは思っていませんでした」というお施主様の言葉で、苦労も吹き飛びました。施工後もアフターフォローで訪問していますが、特にLDKがお気に入りのようです。「お料理も楽しいし、お友達を呼ぶ回数が増えました。小上がり風の和室スペースが大好評ですよ」とは奥様の弁。
アドバイザーからの一言
お施主様は30代の新婚ご夫婦です。ご相談段階で「ゆったりと暮らしを楽しみたい」「民芸調など、和風のテイストが好み」と伺っていたので、玄関付近は和洋折衷の遊び心を生かしたデザインを意識しました。建材も、木目を生かしたナチュラルテイストのものを中心に選びました。また、こちらの事例は動画でもご紹介しております。是非一度ご覧下さい。