*BEFORE*
綺麗に片づけられてはいますが、収納が少なくカウンター上の配線がごちゃごちゃしています。
「A4ファイルを収納したい」ということでしたが、ご希望の扉『引違戸』を使用する場合、既製品の扉を付けようとすると奥行きが足りず、カウンターの下に綺麗に収まりません。
開き扉なら寸法はクリアするのですが、ダイニングテーブルを置くため開き扉ではとても不便・・・そこで、造り付けの家具として制作することになりました。
***施工中***
元々付いていた小さな収納を撤去して、カウンターの直ぐ下(右側)にコンセントを増設します。
また、左下のコンセントを移設します。(家具で隠れてしまう為)
勿論、ビニールクロスも家具設備前に綺麗に貼っておきます。
棚板は、後々の為にも可動できるようにしておきます。
*AFTER*
電話以外の機器類を棚の下に隠します。
その為に、カウンターに穴を開けて電話帳線を通してスッキリさせました。
勿論、A4ファイルは全て綺麗に収まりました。
引違戸にしたのに、何故可能だったかというと、扉の厚みを通常の半分程度まで薄くしたことによります。
扉を薄くすると反りやすくなる心配がありますが、反らないように職人さんよる工夫が扉内部にあります。
但し、モデム等の熱がこもると反りやすくなる為、夜などは扉を少し開けておく必要はありますが、ご希望どおりの収納ができたということで、お客様にはこの上なく喜んでいただきました。