余裕や遊びを感じる庭・バルコニー
【第9回】
住まいづくりのアイディア帖
- このひとに聞きました
-
-
庭・バルコニーリフォームのプロ
株式会社 原工務店
嶋田 由美子
いくら都市化が進んでも、どうしても側に緑を求めてしまう私たち。昨今は、故意的に緑に埋もれるよう造られた建築物や、山中に目立たないよう設置された大規模な建造物なども見かけるようになりました。できるだけ緑の側にいたいと願う人は、意外に多いものです。
住まいにそんな緑の空間を作ることができるとしたらどうでしょう。グリーン好きの人にとっては、自宅の庭やバルコニーを好きな植物で彩ることができるのは、幸せの極致とも言えます。
特にグリーン好きでなくとも、遠くの景色が見え、外の空気と接するくつろぎの場所があるのはとても快適。
帰省してきた娘や息子たちに子供がいれば、そこは世界一安全な遊び場所。庭づくりは、住まいに「余裕」や「遊び」を感じさせる場所でもあるのです。
そんな場所を実現させるアイテムを、少しご紹介しましょう。
30年耐久。美しく機能性に優れた素材


人工木のウッドデッキですが、天然木のような風合いと、子供が裸足で遊んだり、ペットが走り回ったりすることができる安全なウッドデッキです。
耐久性に優れ、見た目も美しいデザインで、どんな場所ででも、理想とする空間を創ることができます。
MINOの特徴
アルミとウレタン樹脂の構造で、強度がある人工木材です。天然木から木目を型取りし、丁寧な塗装で自然な色むらを再現、滑らかな質感を再現します。施工した際も床板の木目が同じに並ぶことがなく豊かな表情をつくることができ、本物の木材と比べても優れた耐候性・耐久性があります。30年間の維持も可能です。
さらに、軽量でありながら、外装建材としての強度が高く、コンクリート並みの寸法安定性を持ちます。本物の木材よりも熱をためにくく、酷暑の下でも火傷の心配は不要です。天然木のようなささくれは発生せず、安心・安全な空間を作ることができます。
リビングとの一体感を演出


置くだけ簡単設置。バルコニーがエクストラリビングに変身です。「オクトデッキ」は専用ジェルマットを敷いて置くだけで、施工が容易。
狭いスペースも有効活用でき、おしゃれなウッドデッキになります。
ウッドデッキは外にあり、風雨にさらされるのですぐに劣化する、というのがこれまでのもの。朽ちていく木はささくれだったり、突然折れたり、せっかく設置してもなかなか維持ができませんでした。
昨今の技術で、天然木に似せたアルミとウレタン樹脂構造のウッドデッキが登場。
30年もの維持ができるというのは、非常にうれしいところです。軽量で、設置しても家屋の負担が少ないならば、新たな設置に悩むこともありません。
そして、年々実感せずにはいられない温暖化。緑と共に配置すれば、酷暑の夏も和らぎそうですね。