想像以上の収納力・システムキッチンの底力
【第3回】
住まいづくりのアイディア帖
- このひとに聞きました
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キッチンリフォームのプロ
株式会社 匠和美建
岡本 義和さん
日本では古くから、「男子厨房に入らず」とされていました。しかし現代は「一億総活躍」の時代だそうで。「イクメン」も珍しくなくなってきました。つまり、仕事も家事も、男女共にやっていかなくてはという時代。 これは働き盛りに限った話ではありません。
55世代とて同じこと。奥様がいなくとも、だんな様が自身で食事を作れるというのが理想です。いつまでも「できない」なんて言っていると、奥様の冷たい視線を浴び、居心地良いはずの我が家がそうでなくなってしまいます。
そのためにはまず、キッチンの収納を見直すことが肝要です。台所のこまごまとした雑貨、みんなが分かり易いよう収納できれば、いつでも家族誰でも、安心して使えますね。
ここでは、一目で分かり易い収納、取り出しやすい収納を持つシステムキッチンをご紹介します。


ムリ・ムダをはぶく収納の工夫
いちばん奥の調理器具を取り出すために、手前の調味料やお鍋をぜんぶ出して…。
カウンター下の収納スペースを引き出し式にすれば、そんな苦労が解消できます。引き出しをいっぱいまで引き出せば、奥のものもラクに取り出せるうえ、ストック状況も一目瞭然です。ストック状況、これはとても大事。買いすぎ、ためこみすぎを防ぐので、タイミングよく買い物ができます。

電動昇降ウォールユニットも、大変便利。
高い位置にある吊戸棚は、目の高さまで引き下ろせます。ムリな背伸びをしなくても、必要なものが取り出せます。これこそ、齢を重ねる上であって助かる一番の機能でしょう。

ロングフードプラン
届きやすく、使いやすい目の高さに設置。収納物の出し入れがスムーズに行えます。扉は作業の邪魔にならない引き上げ式です。
人の心と体の動きにやさしくフィットし使いやすい設計で考えられています。


キッチンの使いやすさが変わると、料理はもっと楽しく、自由なものになると思います。
そこでALESTAの3つの機能をご紹介します。

後片付けをサポート
「Wサポートシンク」
食器を収納する前の動作としてある洗い物。水切りやシンクまわりの片付け作業をスムーズに進める為、水切りスペースが充実。パーツを外してのお手入れも外してサッと丸洗いできます。
調理の流れをサポート
「アシストポケット」
気がきくアシスタントみたいに便利な収納機能。よく使う小物や写真のように手が届きやすい高さのシェルフがキッチンに搭載されています。大きなものがしまえるストッカーは、きっとあなたの料理をもっと楽しくしてくれるはずです。

後片付けをサポート
「ドアポケット」
少ない動作でサッと取り出せるようポケット+ストッカーのコンビネーション収納。軽く押すだけで開くプッシュオープン。ヒザでも押せるので手がぬれているときも便利に使えます。
キッチンを使う人の「こんなのがあったらな」を、どんどん形にしているのがメーカの技術力。その進化には、目を見張るものがあります。使う人のことをとことん考え、苦労が軽減されるよう作られています。
年をとっても使えるような気配りもあちこちに。ショールームなどで、一度実際に使ってみることをお薦めします。 「こんなとこにも!」と、随所に配られた配慮に感激することでしょう。