日本では一般に正解・良いを ○ 、不正解・悪いを × 、一部正解・どちらでもないを △ の記号で表します。テストでもクイズ番組でも、評価を表す場合でも ◎ ○ △ × の順で「たいへんよい・よい・どちらでもない・悪い」のように使います。
しつこいようですが「ここのランチはマル」とか「きょうはムリ」と手でバッテンして伝えるとか、日本人なら小さな子どもとでもコレで意思疎通できます。
ところがこの ○ × △ の使い方は海外ではまったくというほど通じません。欧米では正解は ✓、不正解は ○ とまるで逆。さらに △ はといえば完全に意味不明のようで、欧米で正解とも不正解ともいえない場合は具体的に理由を書くのだそうです。
海外製の電化製品などで、 ○ と ー のスイッチを見たことがある人もおられると思います。はい、これも ○ がオフで ー がオンです。
意外なことに中国も欧米式。唯一の例外が韓国です。 ○ × (オー、エックス)を日本と同じように使うほか、テストでは △ も使用します。ただし不正解は ✓ や × ではなく / が一般的なのだそうです。