書留とは、現金や金券類、宝飾品、重要書類などの貴重品を送る場合に使う特殊取扱郵便物のこと。
一般書留と現金書留があり、輸送中に破損したり紛失した場合には一般書留500万円、現金書留50万円を上限(事前に申告がない場合はそれぞれ10万円と1万円)として実損額が賠償されます。特に現金と宝石・貴金属については書留(現金は現金書留)で送ることが法律で義務づけられているので注意が必要です。
簡易書留はその名のとおり一般書留の簡易版。郵便料金が安いぶん補償される限度額も5万円までとなっています。
賠償金額以外にも書留は「引受局・取集局・中継局・配達局・配送完了後」の記録を残すのに対し、簡易書留は「引受局・配達局・配達完了後」の記録だけなので、送るものの重要度で使い分けるとよさそうです。また書留は必ず郵便局の窓口に出す必要があるということを覚えておきましょう。