ちがいはナニ?~顔料と染料~

[08/10/18]


ボールペンやプリンターのインクの種類に、顔料インクと染料インクがあります。顔料も染料も元はどちらも色のついた粉末なのですが、水や油(溶剤)に溶けないものを顔料、溶けるものを染料と呼んでいます。

顔料は紙や壁などの表面を覆うように着色するもので、色をはっきり鮮やかに表現する事が可能。耐久性、耐光性にもすぐれているため印刷インキや塗料のほとんどは顔料です。2万年以上前、古代人が洞窟に描いた壁画もこの顔料。色のついた土や鉱物、植物などを燃やし、灰を水や動物の脂と混ぜたものが原形とされており、それを占いや儀式の際に顔などに塗ったため「顔料」と呼ばれるようになったといわれています。

一方染料は、繊維などをムラなく自然な風合いに着色できますが、顔料に比べると着色面がにじみやすく、色あせや変色しやすいのが特徴です。誕生は紀元前1500年頃といわれ、貝の身からとれる液体を染料として使う技術が発達したようです。

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