さまざまな外壁とお手入れ ~基本は優しく水洗い!~

[01/15/18]


■さまざまな外壁材①サイディング

住まいの顔というべき外壁も、近年はさまざまな素材と特徴を備えた外壁材で仕上げられています。工場で製造された板状の外壁材を、釘やビスなどで留め付けて用いるものをサイディングと呼びますが、このサイディングも材料により幾つかの種類に分けられます。窯業系サイディングは、セメントと木質系成分を混ぜて造る外壁材で、耐火性、施工性、意匠性にも優れています。一方、金属系サイディングは、アルミや鉄、銅、ステンレス等の金属板を表面材とし、ポリウレタン等の発泡樹脂で裏打ちした複合パネル材。断熱性や遮音性に優れ、また吸湿性も低いので凍害に強いのが特徴です。ほかに木製サイディングや樹脂サイディングもあります。

■さまざまな外壁材②モルタルその他

モルタル壁は、サイディング以前に日本で主流だった外壁材で、網状の金物である「ラス」や合板等の上に水・砂・セメント等を調合したモルタルを3回ほど塗り、その上から吹きつけタイルやリシン等で塗装して仕上げます。また、タイル貼り壁は陶磁器質のタイルを用いた外壁ですが、これも3度塗りしたモルタルの上に仕上げ材のタイルを貼る湿式工法と、上に防水シートを張った構造用合板の上にパネルを取り付けてタイルを付け、目地をモルタルで充塡する乾式工法があります。木の板を素材とする板張り壁は、防水シートを貼った上に板を取り付け、ワニスやオイルステイン、オイルペイント等で塗装した板を張って仕上げます。自然木の味わいを生かす仕上げが一番の持ち味です。

■さまざまな外壁材のお手入れ

サイディング材が汚れた場合、窯業系も金属系も、柔らかいブラシやモップで水洗いて洗浄しします。ブラシは柔らかいものを使い、塗膜を傷つけないようにするのがポイント。特に金属系は、表面のキズがサビになることもあるので、注意が必要です。窯業系で汚れが目立つ場合は、中性洗剤をお湯で薄めてモップやスポンジで洗浄。後は洗剤をきれいに洗い流します。ホースを使う場合は、優しく上から下に流しましょう。なおシンナー等の溶剤は使えません。また、モルタル壁やタイル壁も基本的には同じで、柔らかいブラシで水洗いします。板張り壁は、乾いたタオルや静電タイプのハタキなどで軽くホコリを取り、水で薄めた住宅用洗剤で雑巾拭きします。雑巾はどんどん替えて、つねにきれいな面で全体を均一に拭くようにします。その後、水を堅く絞った雑巾で洗剤分もふき取りましょう。

■その他の外回りのお手入れ

バルコニーやぬれ縁、あるいは建物の基礎まわり等々、外壁の他にも、建物外回りや周囲には、さまざまなお手入れ対象が見つかります。目立たないけど重要な、それらのお手入れポイントについて、細かく紹介していきます。

 

 

 

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