ミニマリストって? 

[10/19/17]


 

■シンプルは暮らしの理想

家の中の不要なものを捨て、モノへの執着から離れて身軽に暮らすという考えは、2010年に「断捨離」という言葉が流行して以来、住まいの整理術の主流となっています。

そのほかにもロハスやスローライフ、シンプルライフなど、エコでシンプルな生活スタイルが注目されたことがありますが、モノに恵まれた時代だからこそ、それが重荷になって生きづらいと感じる人たちが増えているのかもしれません。

■断捨離はもう古い?

断捨離はもともとヨガの行法である断行・捨行・離行を応用したもので、ただの片づけ術ではなく、人は「モノへの執着を捨てる」ことでストレスから解放され、暮らし方や生き方をかえることができる、という人生指南のようなもの。

なので近年ではその身軽さがクセになったのか、限界までモノを捨て去り、究極のシンプルライフを送る「ミニマリスト」(最小限主義者)が増えているようなのです。

■ミニマリストはチャレンジャー

では、最低限の持ち物がどれくらいかというと、極端な例では家具・家電がほとんどなく、布団も寝袋、キッチンはキャンプ用品程度など。とにかく部屋が殺風景です。なかにはスーツケースひとつだけという強者もいますが、そこまでいくとちょっとやり過ぎな気がします。

モノへの執着を捨ててシンプルに生きることをめざすのですから、モノを捨てることに「執着」してそれだけが目的になるようでは「ミニマリスト病」といわれかねません。くれぐれも「適量」を守り、健康に留意していただきたいものです。

■日本人にはマネできない

ところで、ミニマリストはアメリカ発祥のライフスタイル。本来はお金持ちがモノをたくさん持つことに虚しさを感じ、少しだけれど上質なモノだけを持つという生活スタイルが確立されました。

日本の節約型ミニマリストとは違い、お金がたっぷりあるので必要な時は買い、不要になれば捨てるのがアメリカンミニマリスト。もったいない精神が染み込んだ私たち日本人にはちょっとマネのできないライフスタイルのようです。