玄関ドアの守りを固めるワン・ドア・ツー・ロック

[10/16/17]


■次々と登場する住宅侵入犯の解錠技術

住まいの防犯対策で重要なポイントとなる玄関の「鍵」。現代の住宅なら、鍵が付いてない住まいは、ほとんどないでしょう。そのため「空き巣」等の住宅侵入犯罪のもっとも基本的な技は、「ピッキング」など工具を用いて鍵を開けてしまう技術で、施錠していても簡単な錠なら10秒単位で解錠してしまいます。その他にも特殊な道具で錠のシリンダーを迂回し、直接錠ケース内のデッドボルトを作動させて解錠する「カム送り解錠(バイパス解錠)」や、バンプキーという特殊な鍵で、ピンシリンダー錠を空けてしまう「バンピング解錠(バンプキー解錠)」など、さまざまな解錠法が登場しています。

■泥棒が入りにくい家をつくる

このようなさまざまな解錠技術を駆使する、空き巣などの住宅侵入犯の犯行は、多くの場合、犯行時間の短さが勝負となっています。一般には、泥棒自身が解錠など侵入作業に5分以上かかると判断すると、侵入を諦めるケースが多いようです。そこで、玄関などの防犯は「解錠に5分以上かかる」と思わせる工夫が必要になります。その基本となる対策が「ワン・ドア・ツー・ロック」。1つのドアに2つ以上の錠をつけて、解錠に2倍3倍の時間をかけさせ、手間取らせることで諦めさせようという対策です。特に外開き扉には、防犯性能に優れた箱錠や本締錠を2つ以上組み合わせ、さらに補強プレートなどの防犯金具を取り付ければ安全性はさらに高まります。合わせて扉センサーのアラーム設置やモニタテレビ付きインターホン等も効果的です。

■さまざまな防犯対策 

住宅侵入犯罪や凶悪犯罪の増加とともに、近年、さまざまな住まいの防犯対策が生み出されています。ここではそれらの新しい防犯対策、防犯機器について紹介していきます。